このブログでは、医師として働いている私が実際の仕事のなかで体験したり、学んだ医学の真実について赤裸々に書いていきたいと思っています。

申し遅れましたが、私は都内の大学病院に籍を置く心臓血管外科医です。医学部を卒業後、外科医として働き始め、命の中枢をつかさどる心臓にとても興味を抱きました。そして、一般外科で働き始めてから5年後に心臓血管外科医の専門医に転向したのです。

今では心臓外科の仕事にかなり慣れ、心臓疾患に関してもさまざまな症例を経験させていただきました。しかし、心臓血管外科で働いていなければ決して知ることのできなかった事実や真実というものは数多くあるのが事実です。

このような事実というのは外科医が知っておくことはもちろん重要なことなのですが、それ以上に重要なのは患者さんになりうる一般の人が知っておくということです。医学とは不思議なもので、あまり裏の世界のことを表で語ろうとはしません。

そのため、患者さんは最後まで真実を知らなかったり、不十分な知識のまま治療に挑むことになるのです。

私は現代の日本のこのような医療現場に疑問をもっているため、このブログでは少しでも医学の裏側を公開できたらと思っています。

心臓病は世界的に増加傾向にある

近年の流れとして、心臓病が世界的に流行しているというのが挙げられます。感染症ではないので、流行というのはちょっと言葉がおかしいかと思いますが、増加傾向にあるのは間違いないことです。

なぜ増加傾向にあるのか?というのもさまざまな説が議論されているのですが、個人的には食生活にあると思います。日本でも以前より心臓病患者が増えたのは、欧米風の高カロリーな食事のせいだと思っています。

アメリカなどでは太りすぎや高コレステロール血症などによって深刻な病を引き起こす人も珍しくありません。日本ではかつてこのような症状はあまり見られなかったのですが、現在では欧米並みに頻繁にみられます。

心臓病と高血圧は密接に関係しあっているため、食生活について真剣に考えることはとても重要なことなのです。

血管系の疾患によって体中にさまざまな症状を引き起こす

私は今まで血管系の病について徹底的に研究してきました。そのなかで遭遇することが多いのは、とにかく体中にさまざまな症状を訴える人が多いということです。血管系の病気というと急性のものが多く、急に発症していきなり命にかかわることが多いと思われるかもしれません。確かに、その傾向は強いのですが、それ以前にさまざまな兆候を出していることも多いのです。

例えば、息切れや動悸もその典型例です。煙草を吸っている人や年齢がある程度いっている人は何が原因で息切れや動悸が起きているのか分からないという人も多いのですが、年齢が原因の体力減少というのはそこまで急に出てくるものではありません。ですので、自分自身で明らかに実感するほどの体力減少を感じた場合には何かしらの病気の兆候を疑うことも大切なのです。

また、顔面けいれんや眼瞼痙攣などといった病気を併発する人もいるようです。眼瞼痙攣 治療などで検索してみるとわかると思いますが、実際にこれらの疾患を患ったという人のなかには血管系の病気をともに患っていたという人は多いのです。(最近では個人ブログなどが出てきにくくなっているので、検索結果を掘ってみてください。患者さんの生の声が見れると思います。)

定期的な検査が大切

特に自営業や個人事業主などの人に多いのですが、健康診断を受けていない人はしっかりと受けたほうがいいです。最近ではフリーランスとして働く人も増えてきたようで、このような人たちも自営業の人と同じくなかなか健康診断を受けるきっかけがないと思います。

サラリーマンであれば会社で年に1回など定期的な健康診断が実施されると思いますが、上記のような人たちの場合にはなかなか受けるチャンスがありませんよね。ですので、自分でしっかりと決めて定期的に人間ドックなどを受診した方がいいです。

本格的な人間ドックではなかったとしても、血液検査や心電図などだけでもいいのでやったほうがいいですよ。今の血液検査は結構精密ですので、採血だけでも本当にいろいろなことが分かります。年に1度人間ドックを受けるのは金銭的にも大変だという場合には、ぜひ血液検査だけでもやってみてください。